ナポリからカプリ島へフェリーとバスを使った青の洞窟への行き方②
こんにちは、旅するラパンです。
イタリアの南にあるナポリ近くの小さな島、カプリ島は長い間、私の憧れの地でした。今回ようやくカプリ島の青の洞窟(GROTTA AZZURRA)へ、行くことができましたので、フェリーとバスを使った方法のレポートです!
まず、フェリーの乗船方法について書いてある①はこちらからお読みくださいね。
フェリーがカプリ島のマリーナグランデに到着したところからになります。
朝焼けの綺麗なカプリ島
フェリーが間も無く到着する頃、デッキに行くと美しい朝焼けを見ることができました。デッキにいるのは喫煙者たちの溜まり場なのでかなーり煙たいですが、ピンク色に染まった空と海がとても美しかった!
船が桟橋に着いたら下船です。誘導があるわけでもなく、車の隙間を縫って降りるのですから気をつけながら降ります。
こんな朝早くに乗るのは慣れた人たちばかりで、観光客は数えるほど(2〜3人)でした。どちらかというと業者の方が多い感じで、港へ着くと商品を降ろして近場へ運んだりしていました。
あたりを見回しても、予想通りに店は閉まっているし働く人しかいないし(> <)、青の洞窟のオープン時間は9時なので今からバスで移動しても洞窟の周りで何があるのかわからないので、開いていたカフェで朝ごはんにしました。
朝早くオープンしているカフェは少ない
オープンしたばかりで外の椅子をセッティングしている最中でしたが、お店の中にはフェリーで着いた人や地元の人がカウンターで朝ごはんを食べていました。
私たちは時間に余裕がありすぎたので、外の椅子に座ってゆっくりと食べることに!カウンターで食べる値段と、外の椅子で食べる値段は若干違います。日本でも10/1から消費税が上がって、イートインと持ち帰りの税率が違うんでしたね。日本へ帰ったら浦島花子になっていそうです。
甘いクロワッサン🥐とカプチーノは朝ごはんと定番!私は平気ですが、甘いものが苦手な旦那くんは甘くないクロワッサンはないのか?毎回苦しんでいましたわ。この日もノーマルなクロワッサンとショコラの入ったクロワッサンを頼んだのですが、ノーマルなクロワッサンにはアイシング(砂糖)されていて、ガッカリしていました(笑)
青の洞窟へは更に乗換、ルートは2通り
フェリーが着いた場所から青の洞窟(GROTTA AZZURRA)へ行くには、更に高速ボートに乗り継ぐか、バスで向かうか、行き方には2通りあります。
港のチケットオフィスでは、船のチケット販売と、バスの案内がありました。ココで時間を見て決めるのも良いですね。
バスを選んだ私たち、なぜかと言うと小舟の上で揺られた状態で順番待ちをしたくなかったからなのです。船には強いと思うけれど、居心地が良いか?ごわからなかったので無難なバス移動にしました。
バス停の様子
アナカプリでバスを乗り換えるので、列は左側のレーンに並びます。
アナカプリに着いたら(バスに乗っている人たちがここで降りるんだよ)と、教えてくれました(笑)道路を渡ってまっすぐ進むと乗り換えのバス停があります。ちょうど向かい側には学校があって、バスを降りた人の流れ通りに進む感じです。
この辺りにバス停があります
この地元のおば様にこのバス停で良いのか?聞いたら「そうそう、今バスがくるよ」と教えてくれました。
小型のバスがやって来ました。
料金は運転手さんへ支払いました。
グロッタアズーラに到着
帰りもここから乗ります。
バス停から階段で降りていくと小さなショップがあり、さらに階段を降りると乗り場があります。
遊泳禁止と書かれた看板があるのですが、このクルーザー軍団は泳いでいました。海にも看板を掲げないとわからないですかね。
階段を下りきった場所が洞窟への入り口になっていて、小舟が迎えに来てくれるらしい。この写真の右側のへこんだところが入り口
オープンまで時間があったので、ショップで休憩。すぐ隣のテーブルには洞窟のスタッフが居て出勤前のひと時をコーヒーを飲んで過ごしていました。彼が今日は午前中だけ中に入れるよーと教えてくれたのです。実は満潮時間が13時だったかで、満潮になったら青の洞窟には入れないんです。
私はカプチーノを、旦那くんは↑自家製の絶品レモネードを飲みながら小舟が到着するのを待ちました。
海を眺めていると遠くの方で動きが!
どんな感じでやってくるのかと思ったら、小舟はボートに繋がれて列をなしてやってきました。
それと同時に観光客も中船で続々とやって来ます!
カフェでお茶を飲んでいたお兄さんは早速船に乗り込み、お会計のお仕事を始めました!私たちの小舟を見つけてウインクしてくれましたよ(๑˃̵ᴗ˂̵)
舟の上でお支払いをします。
まずはボート組から出発
ボートでやってきた組から洞窟へ入っていくための小舟に乗り込み、バス組の階段下ギリギリで待っている私たちは少し待たされました。
私たちが待っているのはここ
小舟が迎えに来てくれて、一人づつ乗り込みます。
いよいよ小舟が迎えに来てくれて洞窟の中へ入ります。
入場する際はぎゅぎゅっとね
船に乗るのは私たちと、アメリカから来たと言っていたカップルの4人、狭い小舟の中で小デブ2人がぎゅうぎゅうになって寝そべっています。
狭い〜苦しい〜と言いながら洞窟の中へするりと入りました。
洞窟の中の様子と帰り道は、、、次回へと続く m(._.)m
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ナポリの夜景を見ることができる丘公園
こんにちは、旅するラパンです。
シチリア島から始まった駆け足レンタカーで巡る南イタリアの旅もようやく旅のメインであるナポリへ到着です。ナポリでは4泊するためアパートをお借りして滞在。ようやく「暮らすように旅をする」私の好きなスタイルに戻りました。
ナポリを見てから死ね
《ナポリを見てから死ね》というイタリアの格言がありますが、イタリアを愛して憧れ続けたゲーテが言った言葉です。ゲーテさんはシチリアのギリシャ劇場のことも絶賛していたことを以前お伝えしましたが、本当にイタリアが好きだったようですね。
世界三大夜景
ナポリ湾を望む風光明媚なナポリの夜景は世界三大夜景の一つです。ちなみに世界三大夜景とはナポリ・香港・函館ですね〜。
ナポリ空港でレンタカーを返却する前にナポリの夜景を見ておきたいと思い、アパートへ荷物を置いた後に夜景の見える公園へ向かいました。
*場所については一番下に入れておきますので参考にしてください
夜景の感想は、ナポリ湾を望む右手側と真下にまっすぐ続くスパッカ通りの灯り、遠くに見えるヴェスビオ火山(夜は薄っすらとしか見えないけど)、奥行きを感じる景観だから人気があるのだと思います。晴れていたので綺麗でしたよ〜(^^)
折角ナポリに行ったのだからと行ってきましたが、行けてよかったです。
ナポリ空港からシャトルバスで市内へ
この後、ナポリ空港のレンタカー会社で車を返却し、街まではバスを利用。ナポリ空港から市内へのシャトルバスAlibusはムニチピオ広場行きに乗りますが、バスが到着するのはペヴェレッロ港のこの辺り
ナポリの配車Free Nowはタクシーがやってきます!
ここに着いてからアパートまではウーバーのようなアプリ「Free Now」で呼ぶタクシーに乗りました。ナポリのタクシーはボッタクリが多いので停まって客待ちをしていたり、おしゃべりをしているタクシーを極力避けて、アプリで呼びました。Free Nowは便利に使えますが、結局は認可を受けたタクシーがやってくるんですけどね。
降りたバス停の前はヌオーヴォ城でしたのでパチリ。
アパートへ戻り、ご近所でレストランを探しつつ、スーパーで買い出しをしたらなんだか眠くなってしまい、レストランでの食事をせずにご近所でピザを買ってスーパーで地元ワインを買って、部屋飲みしました。
ナポリ市内の様子
ポジッリポの丘の場所
高級住宅地なので比較的安全な地域です。が、駐車場にはやっぱり怪しい人もいるので気をつけるに越したことはありません。
夜景はここから見るのが一番綺麗だと思います。
《Luogo panoramico》
Via Felice Minucio - Via Orazio, 80122 Napoli
明日は朝早くカプリ島へ渡ります!!早く寝なくちゃ(^^)
1日で見きれない!一夜にして消失したポンペイの遺跡
こんにちは、旅するラパンです。
南イタリアの旅9日目はサレルノからナポリへ向かう途中、アマルフィ海岸を経由してポンペイの遺跡を見てきました。
膨大な写真を整理するのも大変で、更新が遅くなってしまいました。
ポンペイの《ロザリオの聖母の巡礼聖堂》の前の広場はのんびりとしていて、観光客の姿もまばら。地元の人がお散歩の途中休憩している風情でした。
ZTLを気にして入口から少し離れた駐車場から15分ほど歩きましたので、ポンペイのロザリオの巡礼聖堂の前を通ったのです。駐車したのはこの辺り(カルロアルベルト通り)の青線(有料)路上駐車
駐車料金はこの機械で支払いますが、案内の液晶パネルが汚れていて全然見えなくて適当な金額を入れたら夜の19時までとチケットに書かれていて(笑)ちょっと入れすぎてしまいました。コインしか入れてないんですけどね。もしかして日中は無料の時間が含まれていたのかも?
車のフロントガラスから見えるようにレシートを入れて(内側から)おきますよ。
ずんずんまっすぐ歩いて行くと入り口が見えてきました。
門をくぐると左右に展示コーナーがありますが、そこは最後に見るとしてゲート横でチケットブースでチケットを購入して中へ入ります。
まず向かったのがZONE2にある円形闘技場、右側に見えているのが円形闘技場です。
ここには野良犬が数匹いて、気に入った人の道案内をしてくれるそうですが、私たちは無視されてしまいました。道案内して欲しかっったな。
猛獣の出入り口でしょうか?
この闘技場の下は砂地なのですが、それには理由があって水はけを良くするためなんだと、近くでガイドさんが話しているのを耳ダンボで聞いてしまいました(笑)。水はけというか闘技場ですから「血」が出るわけで、、、その血だまりにならないように水分を吸収させるための砂地なんだとか。
聞いていてちょっと寒々しくなってしまいましたが、実際に格闘家同士や囚人と猛獣の戦いが行われたということですね。娯楽がない時代の娯楽って残酷で野蛮だわね
ヴェスビオ火山の爆発で一夜にして消えた街ポンペイ。火山灰に覆われたことによって、街そのものが劣化せずにいまなお形として残っている、歴史のロマンを感じます。
色彩が豊かであったことが窺い知れる壁画
石臼は何に使ったのかな?
解明されていない事は沢山あるのだろうけれど、歴史的にみてもこんな状態でよく保存できたものだと感心するばかり。
戦争だってあったわけだから壊されても不思議じゃないのにね。イタリアってすごいな。
こんな整備された街が西暦79年にあったのだから古代ローマ時代って富と力と知恵があったのでしょうね。
美しいモザイクおしゃれだわ
かまど
犬のモザイク床絵は色々とあって、
漫画ジョジョの冒険に出てくるのはコチラ、影になってしまい残念。
そして別の家にも犬の床絵。こっちの方がみなさん順番に並んで写真を撮っていました。
途中の癒しスポット
広大すぎて、案内地図を片手に歩き回って疲れました。
見たかったフォロ浴場
お付き合いくださりありがとうございます。
ポンペイの遺跡は見所が随所にあり1日で回るのは困難、説明を聴きながらゆっくり見たい思ったので次回はガイド付で来たいです。それかもっと下調べを重ねてから再訪する!と決めた。
次はようやくナポリでアパートを借りて4泊滞在。荷物が開ける〜(^^)
今回の移動ルート
イタリア アマルフィ海岸の【穴場】駐車場
こんにちは、旅するラパンです。
南イタリアの人気スポットであるアマルフィ海岸へ行こうと計画を立てましたが、難題なのは駐車場問題でした。いろいろと事前に計画を立てて、オススメされていた駐車場へ行ってみましたのでレポートします。
この記事は旅の途中10/3に投稿した記事ですが、時系列を揃えるために再投稿しております。アマルフィ海岸へは、旅の9日目にサレルノからポンペイ遺跡を見学してナポリの宿へ行く途中に少しだけ見物してきました。
《アマルフィ海岸の駐車場事情》
レンタカーでのアマルフィ宿泊を断念
元々はアマルフィへ泊まる計画もありましたが、道が狭いことや駐車場が少ないことでお宿を決めることがなかなか出来ず、結局Salernoサレルノで泊まって、アマルフィは見学するだけにしました。
メインの通りは大混雑
海岸沿いからメインの通りへの道は大変混雑していて、警察が交通整理をしている状態。道は狭いわロータリー(カルーセル)で行き交う車で混沌としています。この写真のあたりは混雑して駐車場も空いていません。ずっと奥の方へ進んでいきます。
アマルフィ海岸の駐車場
駐車場は中心にある少し規模が大きいところは観光バスが何台もとまっていて、一般車両のスペースは少なく10時頃に到着しましたが、駐車出来るのはよっぽどラッキーじゃなければ無理!と判断。
見学だけなら埠頭の駐車場が穴場
事前にチェックしていた少し離れた埠頭へ停めることにしました。Google マップが無ければ、この駐車場へ行くのも難しい細い道を通ります。
アマルフィは小さな街なので、地図で見ると遠くに感じるかも知れませんが、埠頭の駐車場から港の入り口まで歩いても10分かかりません。海岸沿いに停泊してある高級そうなヨットを眺めながら歩くのも楽しいです♪
駐車場の利用方法
駐車場の入口にある黄色いボックスの緑のボタンを押すと、コインが出て来ます。
コイン方式
このコインは無くさず大切に持っていてくださいね、あとで精算で使います。
両サイドにある駐車スペース、好きな所に停めてください。
結構奥まで駐車スペースがあります。
入って来た方角
片側は縦列駐車スペース
車を停めたらコインを持って(私はお財布にしまいましたよ)観光へGO!
支払いは自動精算機で後払い
見学から戻ったら、先ほどのコインを使って自動精算機で支払います。なくしてませんね!?
入場した時のゲート(緑のボタンを押した場所)のすぐ横に、黄色い自動精算機が有り支払いはここでしますよ。
黄色いコインをこの場所に入れると、
パネルに金額が表示されます
ビルバリ(お札投入口)には、5.10.20ユーロ札しか入りませんので、50.100札は不可!
黄色いコインを間違えて入れないようにお金のコイン投入口には写真が有ります(笑)間違えて黄色いコインを入れる人がいるのでしょうね。
おつりと精算済みの黄色いコインが戻ってきますので受取り、車へもどります
駐車場ゲート(出口)で、
最後に精算済みの黄色いコインを入れて、退場です。
街の駐車場の支払い方とは少し異なりますので、アマルフィで駐車場を利用する際の参考になれば嬉しいです(^^)
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!
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アマルフィ海岸線を眺めながらのディナータイム(南イタリア旅8日目)
こんにちは、旅するラパンです。
ティレニア海のアマルフィ海岸の端〜の方にあるサレルモのホテル《Hotel Voce Mare》内のレストランでディナーにしたのは、景色が良いから。夕食はわざわざ外に出ずにホテル内のレストランでディナーを楽しみましょう〜と、チェックインの際に予約をしていました。
朝焼けと夜が明けた朝早くの風景
いろいろと問題もあり(あり過ぎだけど)大変でしたが、景色は最高だしディナーも海の幸が美味しいはず!と期待していたんですよねー(^^)
レストランではこんなパーティーが行われるんだもの、地元に愛されていると思うのです。
apéritif 前菜は
サーモンタルタルとソースは泡(スプマンテ)の泡
最近流行ってるよね泡系ソース、、、あまり好きな演出じゃないと思っている私。タルタルだけで十分美味しかったので、泡要らないんじゃないかな。
海に来たら海鮮でしょ!って事で前夜の反省もあり大好きなポルポ(蛸)をオーダー
ここにも泡が付いていて(笑)シェフの流行り?
軽くスモークされた蛸は柔らかくて美味しかったです。
パスタ
翡翠のパスタって書いてあったけど、味がゴマだれっぽくてナッツも入っていて、イタリアンなんだけどちょっと変わっていて面白かったです。
海老、乾燥パスタが刺してあったんだけど、抜くと海老が露わな姿に。そしてこのお皿には、、上の蛸と同じソースが(笑)シェフのブーム?
イカの詰め物焼き
これはとても美味しかった!中の詰め物とのバランス、イカの柔らかさと香ばしく焼いた加減が絶妙。
海老のリゾット
海老の出汁もたっぷり感じられる普通に美味しいリゾットでした。
全体的に普通な感じで感動するお料理には出会えませんでしたが、景色を楽しむことができたし、サーブの方の感じも良かったのでまずまず。
ドローンで撮りました
本当に景色はいいんだけどね〜な、ホテルでした。
次の目的地はアマルフィの街をちょっと見学をして《ポンペイの遺跡》へ参ります。
そしてようやく4泊できるナポリの宿へ、毎日の移動が辛かったので連泊嬉し(^^)
それではまた。