1日で見きれない!一夜にして消失したポンペイの遺跡
こんにちは、旅するラパンです。
南イタリアの旅9日目はサレルノからナポリへ向かう途中、アマルフィ海岸を経由してポンペイの遺跡を見てきました。
膨大な写真を整理するのも大変で、更新が遅くなってしまいました。
ポンペイの《ロザリオの聖母の巡礼聖堂》の前の広場はのんびりとしていて、観光客の姿もまばら。地元の人がお散歩の途中休憩している風情でした。
ZTLを気にして入口から少し離れた駐車場から15分ほど歩きましたので、ポンペイのロザリオの巡礼聖堂の前を通ったのです。駐車したのはこの辺り(カルロアルベルト通り)の青線(有料)路上駐車
駐車料金はこの機械で支払いますが、案内の液晶パネルが汚れていて全然見えなくて適当な金額を入れたら夜の19時までとチケットに書かれていて(笑)ちょっと入れすぎてしまいました。コインしか入れてないんですけどね。もしかして日中は無料の時間が含まれていたのかも?
車のフロントガラスから見えるようにレシートを入れて(内側から)おきますよ。
ずんずんまっすぐ歩いて行くと入り口が見えてきました。
門をくぐると左右に展示コーナーがありますが、そこは最後に見るとしてゲート横でチケットブースでチケットを購入して中へ入ります。
まず向かったのがZONE2にある円形闘技場、右側に見えているのが円形闘技場です。
ここには野良犬が数匹いて、気に入った人の道案内をしてくれるそうですが、私たちは無視されてしまいました。道案内して欲しかっったな。
猛獣の出入り口でしょうか?
この闘技場の下は砂地なのですが、それには理由があって水はけを良くするためなんだと、近くでガイドさんが話しているのを耳ダンボで聞いてしまいました(笑)。水はけというか闘技場ですから「血」が出るわけで、、、その血だまりにならないように水分を吸収させるための砂地なんだとか。
聞いていてちょっと寒々しくなってしまいましたが、実際に格闘家同士や囚人と猛獣の戦いが行われたということですね。娯楽がない時代の娯楽って残酷で野蛮だわね
ヴェスビオ火山の爆発で一夜にして消えた街ポンペイ。火山灰に覆われたことによって、街そのものが劣化せずにいまなお形として残っている、歴史のロマンを感じます。
色彩が豊かであったことが窺い知れる壁画
石臼は何に使ったのかな?
解明されていない事は沢山あるのだろうけれど、歴史的にみてもこんな状態でよく保存できたものだと感心するばかり。
戦争だってあったわけだから壊されても不思議じゃないのにね。イタリアってすごいな。
こんな整備された街が西暦79年にあったのだから古代ローマ時代って富と力と知恵があったのでしょうね。
美しいモザイクおしゃれだわ
かまど
犬のモザイク床絵は色々とあって、
漫画ジョジョの冒険に出てくるのはコチラ、影になってしまい残念。
そして別の家にも犬の床絵。こっちの方がみなさん順番に並んで写真を撮っていました。
途中の癒しスポット
広大すぎて、案内地図を片手に歩き回って疲れました。
見たかったフォロ浴場
お付き合いくださりありがとうございます。
ポンペイの遺跡は見所が随所にあり1日で回るのは困難、説明を聴きながらゆっくり見たい思ったので次回はガイド付で来たいです。それかもっと下調べを重ねてから再訪する!と決めた。
次はようやくナポリでアパートを借りて4泊滞在。荷物が開ける〜(^^)
今回の移動ルート