個人手配で旅するラパンの空飛ぶ日記

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レンタカーで巡る南イタリア2日目 シラクーサ観光 円形劇場とか耳とか奇跡の像とか

こんにちは、旅するラパンです。

シチリア島シラクーサの2日目は新市街を観光です。

  

古代ギリシャの時代にアテネと勢力を競い合ったといわれるシラクーサ

2005年に世界遺産に認定されたシラクーサの街は、大きな橋を挟んで新市街と旧市街[オルティージャ島(Ortigia=鶉ウズラ)]に分かれています。

昨夜は旧市街を散策したので、翌日は新市街の遺跡巡りをしました。

 

 

シラクーサ新市街観光の見所

①涙の聖母教会

(マドンナ・デッレ・ラクリメ Santuario Madonna delle lacrime)

先ず、ホテルを出てから一番近い涙の聖母教会へ行ってみようと向かいました。

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爽やかなお天気の日で青空の下お散歩も楽しいです。
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見えてきました!不思議な形の真白い円錐型の建物が1990年に完成した涙の聖母教会(Santuario Madonna delle lacrime)
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カトリック教会・教皇庁公認の奇跡のマリア

涙を流す聖母マリア像は世界各地の様々な場所に有りますが、ここシラクーサにある石膏でできた小さなマリア像も1953年に3日間に渡り眼と心臓から涙を流し続け、その後もときおり涙を流していたという奇跡が起きました。ある研究団体が涙とされるものの成分を正式に調べた結果、その成分は人間の涙と同じと証明されました。


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入館時間が午後3時からという事だったので、先に古代ギリシア時代の円形劇場跡と
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②円形競技場(Greek Theater)

奇跡のマリア教会から歩くこと10分少々


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チケットブースは門の手前にもあるのですが、中にもありましたのでわざわざ遠くで買わなくてもよかったです。
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この門から入って左側にチケット売り場がありました。
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現在もコンサートやオペラの公演に使用されているヨーロッパ一の大きさのギリシャ劇場

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途中から見るルート
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上から見るためのルートには防空壕のような穴と水路がありました。
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次は洞窟を見に移動
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③ディオニュシオスの耳(ネオポリス考古学公園)

ギリシア・ローマ時代の発掘地域にある天国の石切り場の入り口の空洞が、ロバの耳のような形をしていて、音響効果が抜群だったことから有名画家のカラヴァッジョが「耳」と名付けたらしいです。
シラクーザの帝王ディオニュシオス(この人悪名高いですよね、太宰治の「走れメロス」で、メロスに『走れ』と言った人よ)が、牢獄として使った洞窟。

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この一帯は「天国の石切り場」と呼ばれていますが(牢獄なのに天国って)ここの周りには柑橘類の木が多く茂っていて、静かな雰囲気が「天国のよう」であったとされ名付けられたそうです。


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元気に洞窟へ向かったものの、閉所恐怖症の私が入れたのは入り口から数歩のところまで(^◇^;)

 

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写真は旦那くんが撮ったものです。妙に気持ちの悪い雰囲気で足がすくんで先へ進めませんでした。
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洞窟は苦手です!


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暑い日でしたので、途中で休憩タイムを取りました。ビールで水分補給して次へと進みます。猫ちゃんも日陰を見つけて涼んでいました(^^)
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涙の聖母教会再び

涙の聖母教会の入場可能時刻となりましたので、再度行ってみることにしました。
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先程、張り紙がしてあり閉まっていた扉も解放されて中には数人の人がおりました。お祈りをしている方や、観光の方。静かな雰囲気の中で時間がゆったりと流れているような厳かな空間を感じました。
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中央に額装されてマリア像が祀られています。クリスチャンではないので、あまり有り難みを感じていない事が申し訳ない感じがします。

 

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それにしてもどうしてこんな不思議な円錐型の近代的な建物にしたのか?謎。
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しばし、気の良い厳かな雰囲気を味わった後は、しずしずと退出いたしました。

 

古代ギリシア時代の遺跡から、奇跡のマリア像の祀られた近代的な教会を見る事ができて満足満足(^^)

万歩計は

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よく歩きました!

 

夜はステキ〜なレストランを、場所を間違えないようにしっかと予約をして、オシャレして出かけてきました。その様子はまた次回♪

 

最後まで、読んでくださりありがとうございます(╹◡╹)2019.10.29加筆修正