絶景ポリニャーノアマーレの洞窟レストラン《Grotta Palazzeseグロッタ・パラッツェーゼ》
こんにちは、旅するラパンです。
レンタカーで巡る南イタリアの旅アルベロベッロからモノポリを経由して、秘境リゾート地として注目されはじめてきたポリニャーノ・ア・マーレへ行ってきました。場所はイタリア半島をブーツ(長靴)で例えるとちょうどヒールの付け根部分になります。
アドリア海を望むリゾートスポット《ポリニャーノ・ア・マーレ》
サンタマリアアッスンタ大聖堂で挙式した日本人アーティスト
ポリニャーノアマーレにある教会《サンタマリアアッスンタ大聖堂》で、イタリア人男性と再婚をした宇多田ヒカルさんが結婚式をされたことで、日本でもちょっと注目されたことのある小さな街です。
絶景洞窟レストラン《グロッタ・パラッツェーゼ Grotta Palazzese》
そのポリニャーノアマーレには洞窟にある絶景レストランがある!と、お友達に教えて貰ってからずっと行きたいとチェックしていました。本当はそのお友達とお互いのイタリア旅行の際に「このレストランで落ちあって一緒に食事をしましょう」ってプランだったのですが、2019年の旅の計画が変更になり私たちがお先に行ってしまってごめんなさいm(. . )m ブログを通じて謝るラパン。
食事をするだけのためにポリニャーノアマーレへ一泊するという贅沢なプランと成りました。
素敵な景色を見ることができるお店のHP情報は最後の方でご紹介しますね。
ブルーに染まる店内の様子
昼間の写真は写していないのですがレストランのHPを見る限り、アドリア海のブルーの海が美しくてため息が出る景色です。私が行ったのはディナータイムでしたので、ライトに照らされてブルーに染まるレストラン内部の様子はため息が出るほどの美しさでした。
外観は白い建物で上部は高級ホテルになっています。レストランは階段で地下へとずーっと降りていったさきにあって断崖の壁面を掘ったような本当に洞窟なのです。
ホテルの前には駐車スペースはなく少し離れた場所に専用の駐車場があり、そこから送迎用の専用メルセデスでレストランまで連れて行ってくれますので安心ですね。って、こちらの方たちは少々飲んでもお車の運転をされて帰るようですよ。
私たちはワインをいただく予定でしたし、泊まっているホテルが街から少し離れたZTL外のエリアでしたから、ホテルが紹介してくれたリムジンを頼んだのです。が、来てビックリ!の三輪自動車。レストランの前まで横付けしたので超恥ずかしかったです。だって狭い路地だからタクシーでは入っていけないのに三輪自動車はレストラン前まで行けるとは、、、。
案の定レストランの手前にはこのZTL標識があり活動中!
三輪自動車でレストランの前へ乗り付けた日本人
私も大笑いしていましたが、レセプションの素敵な紳士の方にも笑顔でドン引きされ『日本人はお酒を飲んだら運転はしないから車はホテルに置いてきたのよ』と、笑顔でやり過ごしました。
ドレスアップして乗る三輪自動車は映画みたいで楽しかったですけどね〜、できれば路地の手前で降ろしてもらって歩いて行きたかったな〜(苦笑)
トゥクトゥクみたいな乗り物
レセプションで一同ひと笑してから予約のある旨を告げて、案内に従って地下へと進みます。地下何階になるのかな、かなり階段を下りました。
自分たちの案内された席の写真がなく、2つ奥の席の写真がかろうじてありました。
このライトが向いている左側の景色は
こんな感じで下は海面、BGMは生演奏のアルトサックスと、リアルな波の音よ〜。
店内の様子
セッテイングがされていない席も、混んでくると用意されて人が座っていました。
ディナー用メニューについて
HP上のメニューを事前に見てもシステムがわからなかったのですが、当日説明を受けて理解できました。
*あらかじめ内容の決まったTASTING MENUは2つのコース
[MAGICO 180ユーロ]
[CHAMING 220ユーロ]
*A LA CARTEメニューからチョイスする数で2種類の値段設定
[1〜3品選ぶ 180ユーロ]
[4品選ぶ 220ユーロ]
*ペアリングワイン5グラス 120ユーロ (どちらのコースでもOK)
仕組みがわかりましたので、チョイスができるアラカルトメニューを選びました。3品か4品で迷いましたが、絶対にお腹がいっぱいになってデザートにたどり着けない予感がしたので3品のセレクトにして、ワインもお料理に合わせて出してもらえるペアリングをお願いしました。
一品でも180ユーロなんですが、その場合は量で調節すると仰っていましたよ。
180ユーロ分のひと皿って(^◇^)どんな量かな?まぁ頼む人もいないと思うけど。
アミューズが美味しかったのでこれからのお料理に期待!!
前菜
Pork pluma, celeric pure and Murgia black truffle
豚肉のセロリムースと黒トリュフ
トリュフ好きの私は前菜から肉をチョイス
Blue lobster steamed,watermelon,Toritto almond and thyme sauce
スチームしたロブスターと、スイカとアーモンドのソース
味の濃いスチームロブスターとサッパリとした甘さのあるスイカのソース。アーモンドはアレルギーがあるので、お味見も少しだけにしておきました。
パスタ・リゾット
Spaghettone, "Gallipoli" red raw prawns, sea urchin and truffle
ガリポリ産の赤生エビと雲丹とトリュフのスパゲティ
好物が満載のなんと贅沢な組み合わせのパスタでしょう(^^)勿論とても美味しいパスタでした。
Riso, beetroof,Provola cheese fondue and baby squids
ビーツの根とチーズと小イカのリゾット
リゾット真っ赤ですが(笑)チーズの濃くとビーツの酸味のバランスが良く、色はアレですが普通に美味しかった。
メイン
Calf Cheeck, beetroot and lemon
子牛の頬肉 ビーツの根とレモンのソース
予想通りの味で後半はちょっと飽きてきたので、私のセレクトミスですね(>_<) スズキの方が段違いで美味しかったので、そりゃあやっぱり海沿いに来たらシーフードよねって事になりました。
Sea Bass panko breaded, San Vito's Carrot cream, pistachio and mint
シーバス(鱸)のパン粉焼き、人参のクリームとピスタチオとミントを添えて
とっても美味しかった(^^) 皮面がパリッと焼けていて音が聞こえるくらいにサクッサクしていて、身はふんわりとしています。これは火加減が絶妙に難しいやつ。人参のクリームもピスタチオの風味も生きていて、一番気に入ったお皿です。
全体として
ロケーションを楽しむレストランと思っていたので、お食事の方はあまり期待をしていなかったのですが(失礼)まずまずの内容でした。もう一度くるか?と聞かれたら二度目はない(だって高いんだもの)と答えますけどね。
ロケーションが良かったので記念にはなりましたよ(^^)
絶対に行って欲しい化粧室
レストラン内部は他のお客様もいるのであちこちを見ることはできませんが、お店の奥の方にあるお化粧室へ向かう際に見える景色がとても素晴らしいの(^^)
お化粧室自体はなんの変哲もない普通ですが、 用を足さなくてもいいので(笑)是非行ってみてくださいね!
そうそう!外でのお食事は夏の期間だけなので冬になると室内での食事となるそうです。夏場は人気で予約が取れないこともあるとか。行かれる際はHPなどをチェックして予約の上で行ってくださいね。私たちは日本からHP上の予約ページで申し込みました。夏は予約が込み合っていて当日だと難しいかもしれないので、予定が決まったら早めにチェックしてくださ〜い。
見るだけでも素敵なレストランHP
それではまた(^^)